毎日私たちは、当然のようにきれいで清潔な水を使っています。しかし、世界では現在も8億6,000万人以上の人々が、汚れた水しか飲むことができず、26億人の人々が衛生的なトイレを使うことができていません。汚れた水や不衛生な環境で下痢や脱水症状に陥り、毎日、3,800人もの子どもたちが尊い命を失っているそうです。
100円あれば、浄化剤が79錠購入でき、400リットルの水をきれいにする事ができます。また、脱水症状を防ぐ経口保水塩が14錠購入できるということです。
4月4日(日)に“安全な水と衛生施設”をテーマに開催されたユニセフ・ラブウォーク中央大会に参加しました。
私が参加したのは、12キロコース(ほかに6キロコースがあります)品川駅高輪口のユニセフハウスを発着点とし、満開の桜を眺めながら、畠山記念館→目黒不動尊→品川神社→東品川公園→港南公園→高浜運河を経由し、約3時間20分、23,000歩を歩きました。
私は30年ほど前、北品川に住んでいたのでこのコースは懐かしさも求めまちを歩きましたが、品川駅港南口の開発による様変わりにはあらためて驚かされました。
参加費の一部は、ユニセフへ贈られ、村や学校などに給水施設を設置し、修理用の部品の提供や修理方法の指導を行うなど、安全な水と衛生的な環境を確保する支援のため活用されます。
<いちかわ・かずこ>