レジ袋NOデー全国統一アンケートを実施

レジ袋を断る行動を起こすことを呼びかけました

 スーパーやコンビニに買い物に行くと、当然のように、かごに入れてくれる「レジ袋」だが、全国で約300億枚、CO2に換算するとおよそ180万トンに相当するレジ袋が使われているそうだ。
イトーヨーカ堂さんの協力を得て、10月19日(金)品川地域協議会の主催で大井町駅前店において「レジ袋NOデー全国統一アンケート」を実施した。
 今年の4月に容器包装リサイクル法が改正され、拡大生産者責任は盛り込まれなかったが、唯一ごみの発生抑制策として盛り込まれたのがレジ袋の削減。スーパー・コンビニではこれを受け、有料化・レジでの声かけ・ペイバックなど様々な削減策が現在実施されてる。そのため消費者のレジ袋に対する関心は高く、この日も100名を上回る方がアンケートに協力してくれた。
品川消費者の会の皆さんの協力も得て、レジ袋の代わりになる「ふろしき」の包み方講習会も同時に行い、レジ袋を使わないことでのCO2の削減量やごみの削減量をわかりやすく伝えました。一人一人に、環境へ配慮することの大切さを気づいてもらい、レジ袋を断る行動を起こすことを呼びかけた。

アンケート調査項目と結果
・今日レジ袋をもらいましたか?→ はい47名   いいえ59名
・レジ袋をもらう理由は?→
     くれるから23名  忘れたから18名  使うから14名
・レジ袋の有料化は賛成ですか?→ はい70名   いいえ29名

レジ袋1枚を断るだけで、CO2排出量を57g削減することができる。1世帯で換算すると年間約34kgのCO2が削減できる。
テレビをつける時間を1日2時間減らすと年間約28kgの削減ができるそうだから、家族みんなでレジ袋を断ることをすると、ほぼこの削減量に匹敵する。

「木を救う会」によると、樹齢15年ないしは20年木を一本切っても紙袋700枚にしかならない。レジ袋だけでなく過剰包装そのものを見直さないと!

写真下は品川消費者の会の皆さんの協力で行ったふろしきの包み方講習会。私も参加させてもらい、使い捨てにしない日本の文化を見直した。
<いちかわ かずこ>