予算特別委員会が終わりました


3月9日〜26日にわたって行われた予算特別委員会が終わりました。今年は、小中学校の卒業式が会期途中に入り、長い予算特別委員会でした。
生活者ネットワークは、2009年度一般会計、国民健康保険事業会計、老人保健医療特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計の各会計予算に、原案どおり可決することに賛成し、一般会計予算修正案に反対しました。今後の予算執行に当たって、以下の意見・要望をしました。

●パブリックコメントは、行政の意思決定過程における公正の確保と透明性の向上がその目的です。市民の意見を求めるにあたっては説明をしっかり行うことを全庁にわったて確認をしていく必要があります。
●市民参画を促すため、区が行っている補助金、助成金の支給基準を見直し、基準を明確化し、必要な団体や活動に対し、必要な税金が投入される公平で公正な仕組みの構築を要望します。
●介護保険は、2009年度から3年間の第4期事業計画案とそれに基づく保険料が示されました。保険料段階の設定は負担能力に応じたよりきめ細かな段階とすること、また、市町村特別給付は65歳以上の方の保険料だけを使うものなので当事者のニーズをしっかり把握することが必要と考えます。
●区は子育て支援メニューを多く揃え、待機児対策を講じています。職員体制へも気を配り、保育の質の低下や事故につながることのないよう、十分な配慮を求めます。
●市民の福祉充実を自治体の果たすべき第一義の役割・責任ととらえ、官と民の事業仕分けを行い、力を尽くされるよう要望します。
<いちかわ・かずこ>