月平均気温は全国的にかなり高く、北・東・西日本では、1946年の地域平均の統計開始以来第1位の高温となりました。また、全国の77地点で8月の月平均気温の高い記録を更新しました。など、「暑さ」の話題は事欠くことがありませんでした。
その暑さを乗り切ったせいか? 5月に苗を植えた「ネットのゴーヤ」はグングン成長し、ここまでは成長するなと予想をして張ったネットの高さをはるか超え、2階の大家さんのお宅の網戸も占領してしまいました。
肌寒さを感じるようになった10月中旬になっても緑の葉を茂らせ、見事な実もつけるというタフさを見せてくれています。
ゴーヤのカーテンに取り組み3年目。近所の方も楽しみにしてくれています。
地球環境への負荷は、世界の人口の増加・都市への集中化・エネルギーを大量消費する生活などにより増加の一途をたどっています。緑を育て、水循環を取りもどし、エネルギー消費・CO2などの温暖化物質・廃棄物の削減をすすめる政策の実現で、自然との共生社会をつくることが必要です。
私たち人間は問題をつくりだした原因であると同時に、事態を好転させていく主役にもなれるということをネットゴーヤは教えてくれているようです。<いちかわ・かずこ>